県産木材の活用
構造材にはヒノキ・スギ、床にはヒノキ、外壁の羽目板にはヒノキや焼スギなど、県産材を積極的に活用しています。その理由のひとつは、末⻑く暮らすことができる家づくりには、その地域の気候で育った材料が最適だと考えているからです。そしてもうひとつは、地元高知のものを使うことで、森林保全や産業を守り、輸送エネルギー削減にもつながるからです。私たちは、一人ひとりの住まい手から、建築関係者、さらには地域に暮らす方々まで、すべての人が幸せになれる家づくりを実現します。
自然素材
プラスチックやビニールなどは時が経つほどに劣化してしまいます。一方、昔ながらの日本家屋や木造建築において使われてきた漆喰や無垢の床材など、自然素材を適材適所に用いることでシックハウスやアレルギーでお悩みの方も、健康的な住まいを手に入れることができます。時が経つほどに美しさを増し、「経年美化」を楽しむ。SOEIの住まいづくりには欠かせないものだと私たちは考えています。
パッシブ設計
その土地ごとの最適解から設計し、光と風(断熱、日射遮へい、通風、昼光利用、日射熱利用)を取り入れるための手法。その価値は⻑きにわたり暮らしや人生に大きな恩恵を与え続けてくれます。
豊かさは開口部近傍に宿る
豊かなモノは外からやってくる。光や熱、風や香り、音など豊かなモノを取り入れ、不要なものを遮る。心地よい住まいには、家と庭との関係をつなぐ開口部の設計がとても重要です。そして、美しい光を取り込むため、最適な開口部を設計します。
家と庭
自然と触れ合う住まいに欠かせないのが庭です。庭といっても広いスペースが必要ではなく、玄関へのアプローチを設え・整えることで、自然の移ろいを感じる豊かな小庭がうまれます。SOEIでは住まいの計画において、「家と庭」を一体として設計します。